No.15「夏太り」症候群【予防医学コラム】

夏は痩せやすい!と思っていませんか?

夏の暑さで食欲が低下してやせてしまうのが「夏痩せ」。昔は冷房もなく、暑いと睡眠不足になり食欲が落ちて、結果として夏は痩せると言われていました。
しかし、最近夏になるとかえって太ってしまう「夏太り」が増えています。 あなたは大丈夫ですか?

 

なぜ夏になると太るの?

 カロリーの摂り過ぎ 

アイスクリームや甘い飲み物、フルーツなどの食べ過ぎによりカロリーを摂り過ぎてしまいます。また、冷たいものは甘みを感じにくくなる為、普段より甘いものを食べる傾向にあります。

 運動不足 

エアコンをつけて家の中に閉じこもったりして動かなくなるため、運動量が低下します。

 

夏の体は省エネ状態!

体温を保つ為に必要なエネルギーが、いわゆる「基礎代謝」です。
夏はたくさん汗をかくので代謝が高そうに感じますが、夏にかく汗は体温調節の為なので実際は運動してかく汗のようにエネルギーは消費していません。
また、夏は外気との温度差が少ないので、体の基礎代謝量は低くなっています。 さらに、冷房の利いた室内を暑い外とを行き来したりすると、体温を調節する自律神経が疲れてしまい、体の不調につながります。

 

夏に好む食べ物にも原因が!

夏には、どろどろ、つるつる、ごくごくなど「かむ」力を必要としない食事を好みます。ただでさえ基礎代謝が低下しているのに、さらにあごを動かしたりという食事で消費するエネルギーも下がり、食べる量は変わらないのに太りやすくなっているのです。

 

忘れがちなフルーツの糖分“果糖”!

果物は砂糖を使用しているわけではないため、糖分を含んでいるという自覚なしに食べる人も多いのでは?体に必要なビタミン類を多く含んでいますが、食べ過ぎると血糖値が上昇したり中性脂肪が高くなったり、さらにはお腹の中や皮下に溜まって肥満の原因になることもあります。

 

果物、飲み物といえども…!

image01_1704暑くて食欲がないからと言って、果物や飲み物ばかりを食べがちです。たとえ果物、飲み物といえども食べ過ぎては、カロリーの過剰になります。
中でも、夏の風物詩!スイカ。。。カロリーがほとんどないと思っている方も多いのでは?スイカには利尿作用などいい面もありますが、たくさん食べればあっという間にご飯一膳分のカロリーになってしまいます。また、喉が渇くとついジュースやコーラなどの甘味飲料水を飲んでしまいます。これにも、たくさんの糖分が含まれています。

 

しっかり食べて、夏太り防止?!

夏バテというと「食欲不振で痩せる」というイメージがありますが、栄養バランスの乱れや冷え、疲労などにより自律神経が乱れると、代謝も落ちて、むしろ「太りやすい」体質になってしまいます。
体力をつけるためにも、暑い夏を乗り切るためにも、バランスのよい栄養をしっかり摂ることが基本です。 しかし、そんなものばかりを食べたくなってしまうのが夏。秋になってからではなく、夏の間から毎日の飲食をコントロールしましょう!!

 

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