目はその人自身を表している!
目は口ほどに物を言うとも言いますが、目は体や心の状態を表していて、その人自身の印象を左右します。生き生きとした目をしていれば、好印象を与えますし、逆に目が見えにくくなって、眉間にしわを寄せたり目を細めたりすると、顔の印象も悪くなり、見た目年齢にも影響を及ぼします。
複雑な目の働き!
目はカメラによく例えられ、物の形や色を光の情報として取り入れています。まず、眼球で外部の光を取り入れ、角膜を通って、水晶体で屈折してピントを合わせ、網膜で像を結びます。その情報を電気信号に変え、それが視神経を通って脳に伝わることで物が見えます。つまり、物を見ると言う行為は、眼球だけで行っているわけではないのです。その為、眼球や視神経に異常がなくても、近視や遠視・乱視など屈折異常がなくても、ストレスなどで脳に負担がかかると、見えているはずのものを認識できないこともあります。
目の老化は15歳から始まっている?!
年齢とともにピントがスムーズに合わせられなくなり、近くの物が見えづらくなるのが老眼です。レンズの役割をしている「水晶体」の弾力性が低下して調節がうまくできなくなりますが、この時水晶体の周りにある毛様体筋という筋肉が重要な働きをします。毛様体筋は自律神経によってコントロールされていますので、様々な原因によって自律神経のバランスが乱れると、毛様体筋の働きも低下し、様々な目のトラブルを引き起こしやすくなります。水晶体の老化は15歳位から始まっていると言われています。
今、子供の視力が危ない!
視力低下は年齢性別問わず見られ、最近では子供の視力低下が急増しています。勉強やゲーム、携帯電話など近くばかりを長時間見ることが多い現代の生活環境や、学校や塾などの人間関係からくるストレスなどが大きな影響を与えていると言われています。視力が低下すると、積極性が失われ、理解力、判断力、意欲などの低下につながることもあります。 子供は、脳や目に柔軟性があり、目の筋肉の場合も環境に順応しやすいですが、視力低下の場合は大人の3倍以上のスピードで進行していくということも分かっています。
目の若々しさは心身の若々しさ!
視力が落ちるということは、単なる視力低下だけでなく様々な目のトラブル、さらには体全体の不調も起きやすくなります。ですから、不調が起きてからではなく、日頃からの予防が大切なのです。日頃のケアが出来れば、老化を遅らせ、目はもちろん全身の健康維持ができます。
◆バランスのよい栄養を摂ること
眼球や水晶体、毛様体筋をはじめ、神経や脳など体全ての材料となる「必須アミノ酸・必須ビタミン・必須ミネラル」とともに、目の働きを活性化する機能性成分をバランスよく摂ること。
◆ライフスタイルを整えること
ストレス、冷え、睡眠不足、運動不足など自律神経を乱す要因を取り除くこと。また、目を適度に休ませる、姿勢を整えるなど目へのストレスを軽減することも大切です。
日頃の予防で、魅力的な目もとづくりを!