現代の日本の死亡三大原因の一つである脳梗塞は、寒い季節になると増えると言われています。今回は、脳梗塞についてです。
突然引き起こす脳梗塞!
脳に酸素や栄養分を送る血管がふさがり、脳の細胞や組織が障害を受け、最悪の場合死に至る病気です。原因は、動脈硬化や血栓が流れて脳の血管に詰まったり、低血圧や脱水などによるものです。
悪玉コレステロールが悪いのではない!
動脈硬化や血栓が出来てしまうのは、血中のたんぱく質、ビタミン、ミネラルが不足する事で、肝臓で作る善玉(HDL)コレステロールが不足し、血液中のお掃除が追い付かなくなる事が大きな原因のひとつです。 動脈硬化や血栓の原因と言われている悪玉(LDL)コレステロールは、血小板などと共に傷ついた血管にくっつき炎症を修復する役割があり、善玉(HDL)コレステロールがそれを回収して掃除をする働きがあります。つまり悪玉(LDL)コレステロールが悪いわけではありません。
“血液サラサラに”と言われている危険な薬!
血液をサラサラにすると聞くと、健康になるイメージがありますが、この薬は、擦り傷などで出血した場合に止血してくれる血小板などの働きを抑制(悪く)するものです。その為、重大な副作用を引き起こします。 脳梗塞も、生活習慣病の一つと言われておりますが、まさにその通り。
脳梗塞は薬では予防出来ません!
脳梗塞の原因となる動脈硬化・血栓の根本的な原因は悪い食生活を続ける事です。それがドロドロの血液につながり、動脈硬化・血栓の原因となります。血管をお掃除する為の善玉コレステロールは、栄養バランスの乱れにより肝臓で作る事が出来ず、様々な病気の原因となり、命を脅かす脳梗塞にもつながります。改善策は、バランスの良い栄養をしっかり摂る事が最も大切な事なのです。