更年期とはライフステージの一つ
更年期とは、一般的に閉経をはさんだその前後約10年位を指し、その時期には、性ホルモンのバランスが乱れやすくなり、心身の両面に様々なトラブルが起こりやすくなります。
女性ホルモンの減少によって起こる体の変調!
女性の体は、卵巣から分泌される“エストロゲン(卵胞ホルモン)”や“プロゲステロン(黄体ホルモン)”によってコントロールされていますが、30代半ばから、それらの分泌が低下したりバランスが乱れやすくなります。すると、交感神経が亢進状態になり、“更年期症状”と呼ばれる特有の症状が起こります。これが更年期以外に起こると、“自律神経失調症”と呼ばれます。
ホルモン分泌は、脳(視床下部)と下垂体の指令によって行われる為、脳・下垂体・卵巣がパーフェクトに働くことによって初めて正常に分泌されるのです。
ホルモンバランスを乱す原因とは!!
◆栄養バランス
過度な食事制限ダイエット、偏った食生活などにより、神経やホルモンの材料、また働きに必要な栄養が不足します。
◆ストレス
喫煙や過度な飲酒、睡眠不足など身体的なストレス、仕事や家庭での精神的なストレスは、栄養を過剰に破壊し、自律神経やホルモンバランスを乱します。
◆冷え
体が冷えると血流が悪くなり、卵巣の働きが低下します。
◆加齢
加齢と共にホルモンバランスは乱れやすくなります。
さらに様々な病気の原因に!
■骨粗鬆症
女性ホルモンは骨量を保つ働きがある為、分泌が低下すると骨の保護や保持が低下して、骨密度が低下します。
■高脂血症・動脈硬化・高血圧症
女性ホルモンは血中の脂質を下げる働きがある為、分泌が低下すると、コレステロール値が上昇し、動脈硬化や高血圧を起こしやすくなります。
■狭心症・心筋梗塞・脳梗塞
動脈硬化や高脂血症が原因で脳や心臓の血管が詰まります。
■その他
シワ(皮膚委縮)、尿失禁、膣炎など様々な病気の原因となります。
代替機能が備わっています!!
更年期になれば卵巣からの女性ホルモン分泌の減少は避けられませんが、私達の体には、副腎皮質や脂肪組織に代替機能が備わっているため、いくつになっても若々しさを保つことが出来るのです。
しかし、栄養が不足していたりストレスなどによって代替機能の働きが弱ると、ホルモンバランスや自律神経の働きに異常が起こり、様々な更年期症状や老化の加速につながっていきます。
できる!!アンチエイジング!
症状が出てから治療すればよいのではなく、予防に勝る治療はありません。そこで、まずは自律神経やホルモンの正常な働きに必要な「必須栄養素」をバランスよく摂ることが基本です。それと共に「ブドウポリフェノール」「ライチポリフェノール」「GCP(大豆イソフラボン)」などの機能性成分をバランス良く摂ることで、ホルモンバランスを整え、若々しい心身を保ち、アンチエイジングが出来るのです。