No.23 「腸内革命」バイブル【予防医学コラム】

腸は“かしこい”第二の脳!

腸は第二の脳とも呼ばれ、環境の変化などに対応して活動する頭のよい器官です。「神経の網タイツをはいている」という比喩があるほど、腸には神経細胞が張り巡らされています。そして、ホルモンを始め神経伝達物質などでコントロールされ、腸内環境を整え、健康を維持しているのです。

緊張したりストレスを感じたりすると、お腹が痛くなったりゆるくなったりするのは、このためです。

 

23_smooth_01腸は人体最大の免疫器官です!

免疫細胞全体の約6割が腸内に存在し、腸は人体最大の免疫器官と言われています。つまり、がんやアレルギーなど免疫疾患は、腸の働きや腸内環境と切っても切れないほど密接に関係しているのです。

 

増大する“大腸がん”

欧米諸国に多いがんとされていた大腸がんが、食生活の欧米化に伴い、近年は日本でも男女ともに急激に増加しています。

大腸は、水分を吸収したり老廃物を排出したり、代謝に重要な器官であり、働きが低下すると全身に様々な影響を及ぼします。

 

便秘との関係は?

便秘の人は。便中の有害物質・発がん物質と腸粘膜が触れ合う時間が長くなるため、大腸がんになりやすいと言われていました。

しかし、週に2回でも、逆に一日に3回でも、排便習慣が安定していれば心配はありません。問題なのは“排便の習慣が変わった時”です。急に便秘になったり、また、便秘と下痢が繰り返し起こる時も要注意です。

 

便秘の原因は自律神経の狂いです!

食生活の欧米化で、高カロリーや高脂肪食、食物繊維の不足、添加物の増加などにより自律神経のバランスが乱れることで、便秘が起こりやすくなります。また、ストレスや睡眠不足などライフスタイルの乱れも原因となります。

 

さらに、高齢化も要注意…

どんなに健康な人でも、年齢を重ねると悪玉菌が増えて腸内環境が悪化したり、体力の衰えから腹筋・骨盤の筋肉の緩み、大腸粘液分泌の低下などが起こり腸も老化します。腸管全体も緩み、直腸の排便刺激も弱まってくるため、便秘になりやすくなります。

また、最近では年齢に関わらず20~30代でも腸内環境が悪く悪玉菌が優勢で、実年齢より「腸年齢」が高い人も増えています。

 

正常な大腸の働きには!

■バランスのよい栄養を摂ること

脂肪を摂りすぎない、野菜や水分をしっかり摂るなどバランスのよい食生活をする、また、腸の働きや神経に必要な栄養をしっかり摂ることが基本です。

■ライフスタイルを整えること

適度な運動、睡眠をしっかりとる、ストレスを溜めないなどを心掛け、自律神経や腸内細菌のバランスを整えることも大切です。

 

まずは、腸内クリーニングから!!

有害物質や発がん物質、老廃物などが溜まりやすい腸内をクリーニングして、腸内環境を整えることで、スムーズな排便はもちろん、免疫力を高め、大腸がんなどの病気を予防することが出来ます。

腸内がきれいになると、栄養の吸収や代謝がアップして、美髪や美肌、ダイエットにもつながります。

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