No.29「ミネラル欠乏」症候群【予防医学コラム】

ミネラルを考えた食事、していますか?

「なんとなく元気がない」「肌荒れがひどい」「体がだるい」などの不調を抱えている人…もしかしたら、それはミネラル不足かもしれません。

 

ミネラルとは! 

ミネラル_01ミネラル(無機物)とは、『ホルモン・酵素・抗体』などの構成成分として体に欠かすことのできない微量栄養素です。私達は母親の胎盤からミネラルを受け継ぎ、骨や肝臓に貯蔵して使っていますが、体内では何一つ合成することが出来ない為、必ず食物から摂取しなければなりません。

また、単一のミネラルでは体内で働かず、必ず他のミネラルや必須ビタミン(有機物)とともに働きます。そして、それらがたんぱく質の働きを助け、体の正常な働きを維持しているのです。

 

ミネラルが失われつつある現代の食事!

農業の近代化

人糞や堆肥など有機肥料を使用し、ミネラルを合理的に循環していた以前の農法とは異なり、現代は、化学肥料が土壌を枯渇させ、様々な農薬が微生物を殺してしまう為、土壌中のミネラルの吸収ができず、農作物はミネラルが欠乏した空っぽの状態です。

食生活の変化

食品の精製や加工が進むにつれ、ミネラルは失われていきます。食品の大量生産と大量消費に伴い「加工食品」の成長が著しい現代、見た目をきれいに、簡単においしく食べられるものを…と食品が精製されるほど、食品に含まれる栄養素は減少しているのです。

 

つまり、ミネラルは多くの食品を食べても、緑黄色野菜をたっぷり摂っても、食品に含まれる量自体が低下している為、現代の食事では十分に摂ることが難しくなっています。

 

微量と言えども重要な働きが!

私達の体に必須のミネラルは18種類。『健康・美・若さ』にとって重要な働きを担い、一つでも不足すると体に不調を起こし、病気の原因となります。

ミネラル 働 き 不足の原因となる病気
カルシウム 神経と骨・歯 骨粗鬆症
クロム 血糖 糖尿病
マンガン 神経・ホルモン 不妊
セレン 抗酸化 細胞の老化
バナジウム 抗コレステロール 高脂血症

 

「脳・生殖器」ミネラルの亜鉛!

自律神経_不妊必須ミネラルの一つ『亜鉛』。味覚や脳の働きをコントロールしたり、免疫力・性機能を高めるなど、様々な働きがあります。亜鉛不足で「味覚障害」が起こるのは、よく知られているでしょう。細胞の新陳代謝が低下するため、味覚が鈍くなり濃い味しかわからなくなったり、甘さを苦く感じたり…。若い年代を中心に、年々増加傾向にあると言われています。 さらに、最近増えているのが不妊です。女性ホルモンを整えたり、男性ホルモンの合成を助けて精子を作ったり精子の運動を活発にする作用がある為、不足すると不妊の原因となるのです。

 

こんな時代だからこそ!

現代の食事に含まれる栄養では、必要な種類及びその量をバランスよく摂ることが大変困難な時代です。だからこそ、栄養食品をうまく利用しましょう!
アミノ酸の合成に不可欠な必須ビタミン13種類、そして必須ビタミンの働きに不可欠な必須ミネラル18種類を一緒にバランスよく摂ること。これが『健康・美・若さ』を保つポイントです。

 

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