成長期のカルシウム摂取量が大人になってからの骨量を左右する!
成長期の子どもの健康な身体をつくるためには、十分な栄養をとることが大切ですが、中でも重要なのが骨や歯の成長に欠かせない栄養素「カルシウム」。子どもは体が小さいですが、成長のためにたくさんのカルシウムが必要で、体重当たりにすると大人の2~3倍位必要です。また、一生を通じていちばんカルシウムを必要とするのは、男女共に12~14歳の間といわれています。
成長期はカルシウムの吸収率がいちばん良い時期で、この時期のカルシウム摂取量が、年をとってからの骨量に影響します。骨量は20歳頃をピークに減少していきますが、成長期にカルシウムをしっかり摂取しておくと、大人になってから骨粗鬆症などの病気になりにくくなるのです。
カルシウムはもちろん、成長期に必要な栄養がしっかり摂れることで、骨はもちろん、お子様の健康な体作りが出来るのです。
帝京大学薬学部名誉教授 山﨑正利教授の学術研究より